1. >
  2. >
  3. 自宅を売却しても、そのまま住み続けられる「リースバック」とは

自宅を売却しても、そのまま住み続けられる「リースバック」とは

リースバックとは
リースバックとは

リースバックとはどういう事?

いつかはマイホームという夢をみて住宅ローンによって住宅を購入する、持ち家を持っていない人はこうした設計をすることが多いと思います。
でも収入の格差等もあり、結果的に住宅を購入する資金がままならない事もあるのです。
共働きでもいつどちらかが仕事を失うかもしれない、収入減となるかもしれないと思えば、その不安は尽きず購入できない方もいます。

住宅を購入しローンが始まってからリストラ、収入減となり住宅ローンを支払う事が出来なくなったという人も少なくないようです。
弁護士連合会によると2014年のデータですが、破産理由の中の16%くらいに、住宅購入が理由とされています。
もしも何かの理由で住宅ローンの支払が出来なくなってしまったら?その家は手放す以外にほかない・・と考える人がほとんどです。

しかし自宅を活用し資金調達するというリースバックという方法があります。
リースバックというのは不動産を専門不動産に売却、買主となるオーナーにリース料金を支払い、引き続き不動産を利用するという方法です。
この場合、買い取り金額は一括支払いとなるので、ローン返済は問題ないけれど、まとまった費用が必要という時、利用される方もいます。

リースバック利用の理由とは

リースバックされる方の理由をみてみると、年金の不足等、老後の生活資金の調達、病気による治療費のねん出、住宅ローン以外の返済、事業資金等様々です。
いずれにしても、多くの費用が必要となったことが理由でリースバックされています。

この家に住みたいと思う人にとって、リースバックは非常にメリットが大きいはずです。
引越しをする必要もなく、住宅を売却するための時間が短く済むので、資金を早く手にすることができます。
またリースバックならお子さんの学区が変わる事もなく、今まで通りの生活を送る事が出来るのです。
更に、将来買い戻すこともできます。

リースバックの条件とは

今暮している家から出たくない、この家で暮らしたいとする時、リースバックは非常にメリットの高い方法です。
しかし、デメリットが全くないという事ではなく、一定の条件が必要な事もあります。

一定の条件によってこのリースバックが利用出来ない例としてはオーバーローンです。
売却価格が住宅ローン残債よりも多い、この状態でないとリースバックは難しいとされています。
もしも売却価格が1500万で住宅ローンが2500万あるという場合、抵当権介助が出来ないのです。
イコール、リーズバックも利用出来ないことになります。

またデメリットとしては、平均相場よりも売却価格が低いことが多い、リース料金が近隣の家賃相場よりも高くなる、買い戻しできても売却価格よりタックなる等あるのです。
デメリットなどもよく考慮して、リースバックを利用する事が求められます。