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囲碁の始め方、魅力

囲碁

頭を使う趣味、囲碁の魅力とは

囲碁

若い人の間でもにわかに人気となっている将棋、囲碁、こうした遊び、趣味は高齢者が行うことと思っている人がいますが、そんなことはないのです。
やってみると意外にシンプルで楽しみやすく、世代を超えて楽しめる遊び、趣味となります。

世界的にも囲碁は人気で、特に脳トレ効果が期待できるといわれているのです。
スポーツをする人も、囲碁を行う事で先を読むプレイができるようになります。
非常に魅力が高い囲碁の世界を知ると、これはやってみようという気持になるはずです。

囲碁のルールはとてもシンプル

囲碁は19×19のマスの上で行うゲームで、縦横の線が交差する部分に、黒と白の石を置いていくゲームとなります。
非常にシンプルなゲームで、簡単にいえば陣取りゲームです。
相手よりも自分の陣地を多くする、誰でもできるゲームなのです。
ただ、一手先、その先・・・と先読みできるようになると、より強くなりますし、石をどこにおけばこの先どうなっていくのか?人生を考えるように先を読む必要があるゲームともいえます。

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囲碁を行う事で得られる能力は様々

囲碁を行う事でまず、考える力、思考力が養われるのです。
相手がどうでてくるのか?その場合、自分はどう動くのか?相手の手を読みその先をつぶしていくことを考えないと勝つことが出来ないゲームとなります。
また相手の手がいい場合、集中して我慢の時間を潜り抜け、自分がここ!と思う判断をしっかりつけていくことも重要です。

考えて、集中し、我慢して判断する、また前にこんな手があった時こうしたな・・と以前の対局を記憶しておくことも必要になります。
相手の立場に立って考える先読みの力は、仕事、プライベートの中で活用できる力です。

この人は今こういう手を考えている、じゃ自分はどういう手を出して潰していけばいいか、今の段階でここを指しても、相手は痛くないかもしれない、でもその先、絶対にこちらの方が有利になる・・・と、一旦引いてから攻めるなどの方法も考えるようになります。
先を読む力を養う事、決断するタイミングをみること、考えてみると囲碁は、私たちの生活の中で利用する思考がいくつも存在しているのです。

囲碁用語は生活の中に生きている

駄目という言葉、また先手を取るという言葉、死活問題という言葉、実はこの普段から私達が利用している言葉も、囲碁用語になります。
ゴテゴテになったよ・・・というのも、「後手」という囲碁用語です。
スポーツの世界でも先手を取られたなと普通に利用していますが、これも囲碁用語になります。

囲碁はそれほど遊びとして浸透していないかもしれない、でもよく聞いてみると、囲碁の言葉は古くから生活の中で利用されるほど、身近な事になっているのです。
囲碁を行う事で脳をフル回転させるので、介護施設の中でも遊びの中で脳を鍛える訓練に利用されています。
子供に小さい頃から囲碁をさせることで、思考力、想像力、決断力などを囲碁によって養う事が出来る可能性もあるのです。

国籍も文化も全く関係なく楽しめる

例えば囲碁のスペシャリストと中学生が対局する事もあります。
また小さいお子さんとお父さんが楽しむこともできるのが囲碁です。

インターネットを通じてネットゲームなら、囲碁を世界各国の方と勝負することができます。
職業も年齢も肩書き、国籍も何も関係なくプレイできることも、囲碁の魅力といえるのです。

全く違う世代の人、また全く違う世界に暮らす人が時間を共有する時、囲碁を理解していればその時間、楽しい時間を作ることもできます。
囲碁はどんな壁もなく、囲碁のシンプルなやり方を理解していることでいつでも遊ぶことができる魅力を持っているのです。
年齢を重ねてから、囲碁を趣味として世界の人たちとネットゲームで楽しむという方も多いといいます。